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ナイジェリア (HMS Nigeria, 60) は、イギリス海軍の軽巡洋艦。フィジー級。 ==艦歴== 1938年2月8日に起工、1939年7月18日に進水し、1940年9月23日に竣工した。 1941年3月、ナイジェリアはノルウェーのロフォーテン諸島襲撃（クレイモア作戦）に参加した。同月、戦艦ロドニー、キング・ジョージ5世、ネルソン及び駆逐艦2隻と共に、ドイツの巡洋戦艦阻止を目的としてアイスランド沖で哨戒に当たった。6月28日、ナイジェリアは駆逐艦3隻と共にヤンマイエン島沖でドイツの気象観測船ラウエンブルク (Lauenburg) を攻撃した。7月31日、軽巡洋艦オーロラ、駆逐艦2隻と共にスピッツベルゲン島を偵察。8月後半から9月初めにかけてゴーントレット作戦に参加する。この作戦はスピッツベルゲン島からノルウェー人とロシア人を脱出させ、そこの施設を破壊するのが目的であった。 9月7日、ナイジェリアと軽巡洋艦オーロラはマーゲロイ島とノールキン岬の間で2隻の輸送船と護衛である砲術練習艦ブレムゼなどからなる船団を攻撃し、ブレムゼを撃沈するが輸送船は取り逃がした。またこの戦闘中におそらくナイジェリアはブレムゼと衝突している〔''The German fleet at war, 1939-1945'', pp.106-109〕。 1942年前半は北極海での船団の支援に当たっていた。 1942年8月、ナイジェリアはペデスタル作戦に参加したが、この作戦中の8月12日にイタリアの潜水艦アクスムの雷撃で中破した。この修理はアメリカでおこなわれ、1943年6月まで要した。 1944年4月、インドネシアのサバンに対する空襲、コックピット作戦に参加する。5月、スラバヤに対する空襲、トランサム作戦に参加。6月、ニコバル諸島に対する空襲、ペダル作戦に参加した。 1945年1月、チェドバ島上陸作戦、サンキー作戦に参加する。7月、ニコバル諸島周辺の掃海（コリー作戦）を支援した。 1954年にインドへの売却が公表され、改修の後ナイジェリアは1957年8月29日にインド海軍に引き渡されマイソール (Mysore) と改名された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「ナイジェリア (軽巡洋艦)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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